今回のメンノンの佇まいを見て思ったんですけど(←やっぱり買ってる)、あのアプローチも間違いじゃないんですよねえ。此所ではない何処かの空の下。むしろ正しいはずなのに…。なんかこう、いつもの、「そぎ落とされた(何が?なんだろう、上手く云えないけど余計なもの一切が)静謐」を纏っているのにグンと迫ってくる圧倒的な存在感、誘惑なんぞ意図にないのが解っているのにこちらが勝手に幻惑される酩酊感、そのギャップがどうしてもエロスに変換されてしまう困惑、なに云ってんだかもうわけわかんなくなっちゃう(もとからだろ)ほど動揺させられる「あの存在」のだだ漏らす蠱惑的な色気が、どうも、別の意味の「色気」に殺されちゃってる気がする。
そう、なんか素っ頓狂な方向に色気を出した=欲張っちゃった感じがするのかも。スタイリングもチグハグだし、BGMと景色&オダギリさんの表そうとしているであろう雰囲気とがミスマッチだし、日常を離れた爽やかな開放感を出したいくせにスタイリッシュにも見せたがってるようなバラバラな感じ(いや別に開放感をスタイリッシュに見せてくれたっていいんですが)。あのコマーシャルのつくりなら、名前が邪魔にならない普通に綺麗なモデルを使ってixyだけを強調したらいいのに。ixyを持ってるのがオダギリジョーだって云う事に意味を持たせるのなら、それこそ天下のオダギリジョーに「旅先ですれ違ったセレブな外人夫婦やギャルソンも思わず注目するixy」なんて小芝居を中途半端にさせなくても、オダギリさんでスペインで、ただそれだけでいいのに。…ニューヨーク編もそういうことだよなあ。
メンノン然り、ライフカードのモンゴル編や沖縄編にまで思い馳せる必要も無く、ただそこに置いておきさえすればそれだけで空気が語り出すものを。いやただ置いておくだけったって企画は綿密に練られてるんだろうから、なんだろう、やっぱりixyのコマーシャルの場合はディレクションがなってないってことかな!(あ、しろうとが言い切ったよ!殴)動画のコンテ切った人は、こじゃれたショートショートを狙ってたのかしら。オダギリさんの演技力のみを期待してたの?(霧山的なセンスの部分?)だけどオダギリさん、技巧のみの役者じゃないのよ、すごーく多面的なの。知らなかった?(なにさまか)あ、わかった。いつもいつも、「これはきっと机上の設定以上のモノに化けてるのだな!そうに違いない!!」と感心させられるカンジが、ixyのTVスポットには無いんだ。想像を凌駕される体験が常のことになってしまってるオダギリヲタには、ただ、物足りないんだ。「もっとあるはずなのにそんだけかい?!」と思っちゃう。なんて云うかただ、勿体ない。
せっかくオダギリさんをパートナーに得ているんだから小さく纏まんないで、もっと 新しい可能性を探して くれよ、IXY!(またそういう…)
ところでオダギリさん。唐突にチベットなんて云っちゃって、今度は『リトル・ブッダ
』でも演るつもり?!(ひー)(笑)
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